こんにちは、スノウです。
最近、学業をやってる隙間時間で「色彩検定2級」を受けてみました!
きっかけは、来年から空間デザイン会社に就職することが決定してからというもの、入社までに何か仕事に役立つ知識をつけたいな~という気持ちで始めました。
色彩検定をもっておくと履歴書や就活で少し有利になるので。
私自身が建築学生なので、建築学生さん、美大生さんなどは興味あるかもしれません。
しかし、そこで気になるのが、色彩検定とカラーコーディネーター検定の二種類ある!?
どっちを受けるべきなの!?
ここですよね。
そこで、今回は色彩検定2級を受けてみた感想と、就活、実用的な知識として役立ちそうなのは色彩検定とカラーコーディネーターのどっち?という疑問に答えたいと思います。
色彩検定とカラーコーディネーター検定について
色彩検定とカラーコーディネーター検定の概要をまず、説明します。
目的: 色彩に関する基本的な理論や知識を身につけ、応用力を高めることが目的です。
範囲: 色の基本的な概念、認識、理論、応用などに焦点が当てられます。
適している人: 色に関する基本的な知識を身につけたい方、デザインや美術に興味がある方に向いています。
目的: 色を活かして具体的なデザインやコーディネートのスキルを評価します。
範囲: 色彩理論をベースにした実践的なデザインやコーディネートに関するスキルが問われます。
適している人: 実際のデザインやファッション、インテリアデザインなどで色を活かしたい方、実践的なスキルを身につけたい方に向いています。
このように、色彩検定は「色に関する知識全般を広く学ぶ」ものになります。
そして、カラーコーディネーター検定は、「実践的な配色スキルを学ぶ」ものになります。
なぜ色彩検定2級を受けた?
実際に勉強したのは、色彩検定2級です。
色彩検定は、3級、2級、1級とUC級というユニバーサルデザインに特化した級がありますので、2級は中~上級の内容になります。
私は、色についての知識を学校ではざっくりとだけ勉強していました。(青は心理的に安心...や膨張色についてぐらいです)
そこで、もっと知識を自分のものにするべく勉強をしようと考えていました。
が、色彩検定1級は実技試験がある。。
ここが難しくて1級を断念しました。実践的な実技をやるに越したことはないですが、卒論をしながらのこの時期。
まとまった時間がとれない人としては、筆記試験だけでなおかつ中~上級の知識を付けられる色彩検定2級にしたわけです。
なので色のプロになる!ではなく、色の知識をある程度持っておきたい、ぐらいの社会人や学生には色彩検定2級がいいと思います。
また、カラーコーディネーター検定の実践的な使い方を学ぶ前に、前提として色の知識がいるのでは?と考え今回は色彩検定にしました。
色彩検定2級を受けた感想
内容としては、前述したように色全般の知識を問うものでした。
色の与える心理的影響や、マンセル色表、色相、明度、彩度についての知識から、目の構造、慣用色名(この色は納戸色、この色はマラカイトグリーン)まで、広く学ぶことができました。
それに配色のやり方も書いてありました。
ドミナントカラー配色やトーン配色など(これはトリコロール配色です。これをもっとシックにするには〇色を加えますみたいな)まで書いてありました。テキストにはもっと多くの配色例が書いてありました。
「あれ?これならカラーコーディネーターの内容も勉強できているのでは?」
という内容でした。
なので、学校や空間デザインする時にもこの知識が頭の片隅にあると役に立つような内容が多くありました。
ですが、目の構造や色を発見した科学者の名前など雑学に近い分野も多かったので、その知識は仕事に役立たないかなーと感じましたが、全体的に見て「色彩の知識」という感じでした。
いきなり2級は大丈夫なの?
学校で基本的な雑学は勉強していましたが、いきなり2級だと前提知識が足りない気がしました。
2級の問題では、3級の知識がある前提で問題文が書かれていることも多々あります。
おすすめは、3級の勉強をさらっと勉強してから2級を勉強することですね。
勉強時間は?
結論から言うと、、、
試験に合格するだけなら、1週間でも大丈夫です。
ただ、実際に知識として自分のものにしたい!仕事に活かしたい!という人は、3級の基本知識からじっくり勉強する必要があるので、大目に見て3週間と思います。
1カ月あれば確実に合格できます。(100点満点中70点以上ぐらいが合格なので。)
せっかくお金も払って勉強するので、合格が目的じゃなく色の知識をつけることを目標にしましょう!!
ちなみに私が勉強したテキストは、3級の勉強も一緒にできるテキストで、公式テキストより絵も解説も分かりやすかったので、基本的な知識から学びたい初心者の方にはとてもおすすめできます↓
模擬試験も巻末についているので、それをやっていれば試験はほぼ同じ内容、同じ問題文で出るので合格できました。
まとめ
色彩検定2級を受けての感想としては、
色の知識、配色について十分学べた。しかし一方で、具体的な配色スキルを学ぶには広く浅く、仕事で実践的に使うには足りない。
というのが本音になります。
配色スキルに関しては、やはりカラーコーディネーター検定のほうが一枚ランクが上だと思います。
ですが、色全般について楽しく学べる事に関しては色彩検定だと思います。
なのでベストは、
色彩検定で色の知識と配色をざっくり学ぶ→
カラーコーディネーター検定で自分のスキルにする
がいいと思います。
また、UC級もユニバーサルデザインが求められる現代においては重要だと思います。(特にまちづくりや景観アドバイザーを目指す人は重要だと思います)
色についての知識があると、仕事でも発言に信頼が生まれますし普段の生活やインスタで写真を加工する際にもおしゃれにできるなど、様々なメリットがあるので
考えるよりまずは挑戦してみてもいいと思います!!
絶対に損はないので!!
それでは、アリーヴェデルチ!(さよならだ)