一人一人では単なる火だが、二人合わされば炎となる。
炎となったガンバスターは、無敵だ!!
こんにちは、スノウです!
「シン・エヴァンゲリオン」で平成アニメの歴史を変えたエヴァンゲリオンが終わりましたが、まだ私たちのエヴァンゲリオンは終わりませんよねー。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、庵野秀明らしいドキュメンタリーで話題を呼びましたねw
その影響もあり、庵野秀明監督の他の作品に興味を持ち、今回は「トップをねらえ!」を初めて見た感想を書きたいと思います。
以前から興味があったのですが、とにかく
30年以上前の作品か、、、
これで、見る気が失せていました。私と同じような人も多いと思います。
昔のアニメ作画が苦手な人もいるでしょう。
この際言います。
これを30年前に作ったとか、、、考えられん!
てか、作画えぐすぎ!!!!
あらすじ
人類が宇宙に進出するようになった21世紀初頭、人類は「宇宙怪獣」と通称される正体不明の宇宙生物群 (STMC) の脅威にさらされていた。その脅威に打ち勝つため、地球はマシーン兵器の最強型決戦兵器であるバスターマシン「ガンバスター」の建造を進めていた。
2015年、白鳥座宙域で航行中であった「るくしおん」艦隊が、謎の宇宙怪獣の襲来により全滅した。
それから15年後、宇宙怪獣の襲来に備えて沖縄に建設された、宇宙パイロット養成学校に「るくしおん」艦長の娘、タカヤ・ノリコが入学します。
地球を守るための、辛く険しい戦いの幕が上がる…!!
OVAの全6話で、とても見やすいです。
作品のキャッチコピーは、
「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」
うーん!! 理解不能ですがとにかく凄いことはわかりますwww
「トップをねらえ!」のここが凄い
アニメオタクが大好きな要素詰め放題!
トップをねらえ!は、「美少女×ロボット×熱血スポ魂」というオタクが絶対好きな要素を詰め込んだ作品です。まず、この設定を30年前に重いつく庵野秀明監督はやはり天才ですね。
主人公たちは、ブルマでロボットに乗るし、ちょっぴりセクシーなシーンもあるし。
コーチの厳しい指導に加え、先輩との関係など人間関係も濃密に描かれています。
ガンバスターがカッコイイ! これが”ガイナ立ち”の原点か!
後に、敵に襲撃を受け、これは絶体絶命のピンチ!!!!
これはもう、終わった (;´Д`)
デンドンデンドンデンドンデンドンデン
デッデデーデデデデーデデデデー
かっけええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
これに燃えない男はいないでしょうね。さすがザク神様です。
”ガイナ立ち”とは、制作会社GAINAXの伝統的な演出になった「腕を組んで仁王立ちして登場!」する演出のことです。
これが最高にかっこいいんですよね!
しかも、作画が綺麗!
気持ち悪いぐらい細部まで書き込まれてる。
熱血!! 叫ぶ!! 熱い!!
とにかく、最終決戦でのガンバスターの戦いが熱いんですよねえ!!
主人公ノリコの声優をしている日髙のり子さんは、「タッチ」で浅倉南役をしているなど、かわいい女の子の声のイメージしかありませんでしたが、今作ではとにかく叫ぶ!
それも、かっこいいシャウトなんです!熱い!
グレンラガンの熱さに近いものを感じました。
ウラシマ効果を取り入れた宇宙での戦い
ウラシマ効果とは、光速度に近い速度で運動している系の時間の進み方は、静止している観測者に比べて遅くなる現象です。
そう、「トップをねらえ!」は宇宙での戦闘で、ガンバスターは亜光速戦闘をするので...
宇宙と地球とは時間の流れが大幅に異なるのです!!
宇宙で数分戦闘している間に、パイロットは何も変わらず学生のままですが、地球に帰還すると地球では何年も経っているという設定があるのです。
普通のアニメでは、こんな設定考えないですよ。
この設定こそ、「トップをねらえ!」が名作たる所以なんでしょうね。
なので、何も考えずに宇宙で無茶苦茶に戦うのではなく、戦うだけで地球に残した愛する人は年老いて死んでいるかもしれない、、、
そうなると戦いたく無くなりますよね。
そんな葛藤を抱きながら戦闘するアニメは、「トップをねらえ!」だけでしょうね。
さいごに
30年前の作品なので避けていましたが、見終わったあとは「今やっても全然遜色ないどころか、今でもこの設定はできる人いないだろう」って思えるほど、設定がしっかりした作品でした。美少女・ロボットだけでなく、時間軸の設定など細かいとこまで作りこまれているのが、今でも愛される理由なんでしょうね。
これを当時見たかったなー!!
見るのを迷っている人は、全6話ですぐ全部見れるので、ぜひ見てほしいです!
これから梅雨入りで外出するのが億劫になる時期なので、そんな時は家で「トップをねらえ!」を見て、熱い気持ちを燃やしましょう (^ω^)
それでは、アリーヴェデルチ!(さよならだ)